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【書籍レビュー】『お金2.0』コレ是非読んでください!目からウロコです!!

みなさんこんにちは!おさいふです。

少し前に読んだ本『お金2.0』について、半年以上経った今でも「この本読んで良かったな~」と思うのでみなさんにご紹介させていただきます。

お金2.0


★お金2.0


お金2.0 新しい経済のルールと生き方
著:佐藤航陽
出版社:幻冬舎
価格:1,620円

電車の吊り広告で色々な人から絶賛されていたこの本。半分騙された気持ちで買ってみたのですが、これがまたイイ!!。そもそも、ビットコインブロックチェーンフィンテックってなんぞや?という疑問から、この本読めば分かるかなぁと思っていたのですが、それ以上の収穫でした。

 

この本の中から面白いなぁと思ったところを少し紹介させていただきます。

 

まず、経済は国単位ぐらいの大きな枠組みで存在するものだと思っていましたが、今では仮想通貨などに代表されるように、中央銀行がコントロールするものではなく、独自に進化、存在する新しい流れがいくつもできていること。

「仮想通貨なんて怪しいものは直ぐに無くなるさ」

と、現行の通貨・紙幣だけの世界感しか持たなかったら、確実にテクノロジーの進化に置いてけぼりを食らってしまうと感じました。仮想通貨に投資するかどうかは別にしてこの考え方は理解しなければいけませんね。

 

あと、「報酬系」の話しも非常に興味深かったです。ヒトや動物は欲望が満たされたときにドーパミンなどの快楽物質がドバドバと分泌され、「気持ち良い」と感じるからまた行動に移すというものです。スマホアプリのゲームにハマって課金してしまうのもこのためでしょう。

他人が持っていないレアキャラが出るまでガチャを回してしまう。

出たらすごく興奮する。

このサイクルにハマり快楽の虜になってしまうのですね。私はこの流れを理解して、凄く自分の行動を客観的にみることができるようになりました。なぜそうしてしまうのか、なぜ止められないのか。それは「快楽物質」のせいなんですね。そのポイントを別のものに置き換えたり、意図的に作ったりすればより簡単に自分をコントロールできることを知りました。非常に興味深いプロセスです。

ちなみに、インスタグラムやフェイスブックの「いいね!」ボタンがありますが、あれも一つの報酬系だそうです。誰かに認められたいという欲求が満たされ、次もまた投稿して「いいね!」を集めたくなる。良くできてますね。

 

余り語るとネタバレになるので最後にもう一つ。

ベーシックインカムという考え方があって、基本的な収入は国等が支給してくれるというものです。これが当たり前の時代がやってくるかもしれないみたいです。

「汗水たらして朝から晩まで一生懸命働く」

というのが死語になる時が近いそう。早くそうなってちょうだい!切実に願うばかりです(笑)。

 

詳細はこの本を読んでのお楽しみ。ちょっとでも気になった方、是非おススメですので読んでみてください。

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 [ 佐藤航陽 ]

価格:1,620円
(2019/4/1 11:58時点)
感想(30件)


☆最後に 『著者:佐藤航陽氏』とは?


私はこの方を知りませんでしたので、少し紹介しておきます。

 

佐藤航陽(さとう かつあき)

福島県生まれ。早稲田大学在学中の2007年に株式会社メタップスを設立し代表取締役に就任。2011年にアプリ収益化支援事業を開始。世界8拠点に事業を拡大。2013年より決済サービスを立ち上げる。2015年に東証マザーズに上場。累計100億円以上の資金調達を実施し、年商100億円以上のグローバル企業に成長させた。

なかなかの切れ者です。

お金2.0 新しい経済のルールと生き方 [ 佐藤航陽 ]

価格:1,620円
(2019/4/1 11:58時点)
感想(30件)