みなさんこんにちは！おさいふです。
フィンテック(ファイナンスとテクノロジーを合わせた造語)という言葉が登場し、AIが一般的に認知されるようになってきた昨今。新しいシステムが金融業界にも登場しています。その中で今回ご紹介するのは『J.Score（ジェイスコア）』というアプリです。自分で入力した情報を元に、点数化され、融資の利率や貸し出し金額が算出されるというサービス。果たして私は何点でいくら貸してくれるのでしょうか？実際に試してみました！
☆『J.Score（ジェイスコア）』とは
☆アプリをインストールしてみる。
☆私の点数は何点？
☆私に提示された融資金利は？
☆追加の質問に答えてみる。
★リベンジ！さあ何点？そして利率は？
☆更にスコアアップを目指し、自己実現に繋げる。
☆『J.Score（ジェイスコア）』とは
『J.Score（ジェイスコア）』はスマホアプリで、みずほ銀行とソフトバンクの合弁で設立された株式会社J.Score（ジェイスコア）が運営しています。アプリストアからダウンロードして質問に答えていくと、AIがアルゴリズムで内容を判定し、1,000点満点で回答者の個人スコアを点数化します。
この点数だけで楽しんでもいいのですが、アプリの核はAIを活用したレンディングサービス(融資)です。スコアを基に年率0.8～12％の貸付金利で融資が受けられというもので、個人の与信力が可視化でき、本人の在籍確認など、貸金業法上どうしても人の手が必要な作業を除いて、融資実行までスマホのアプリ内で完結するという代物です。
☆アプリをインストールしてみる。
それでは実際にアプリをインストールしてみました。
難しいことは何一つありません。初めに20問の質問があってメールアドレス等を入力しユーザー登録をすれば直ぐに点数が出てきます。簡単過ぎて、逆にこんなことで本当に融資の参考になるのか？というぐらいです。
質問の内容は、
性別・誕生年/月・最終学歴・勤務形態・結婚の有無・子の人数や住居の所有状況等です。
特に個人情報をコト細やかに入力することはないので抵抗無く進んでいきました。
☆私の点数は何点？
それでは初見の点数は何点だったかというと、『665点』です。
1000点満点中の665点。
真ん中よりちょっと上。微妙(笑)。
まあ、ありきたりの質問にしか答えていませんので、これで逆に点数が出せるという方が驚くぐらいです。この点数が良いのか悪いのはわかりませんが、一番気になっていたのはどれくらいの利率でお金を貸してくれるのかです。
☆私に提示された融資金利は？
住宅ローンの金利が1～2％くらい。法人でお金を借りた時でも1％程度の昨今。銀行預金の金利はほぼ付かない時代です。
「2～3％くらいなら借りてもいいかなぁ～」なんて考えていた私に提示された融資金利は『11.9％』でした(汗)。
予想を大幅に上回ってきました。これではどこの消費者金融でもサラリーマンなら貸してくれる金利ではないでしょうか？
まあ、何度も言いますが大した質問に答えていませんし、会ったことも無い人間にお金を貸す前提ですから、リスクを考えればこうなっても当然ですよね。
ここでガッカリしてはいけません。今はまだ、たった20問程度の質問に答えただけですから。
☆追加の質問に答えてみる。
追加の質問に答えるとスコアアップが目指せます。
生活・性格・ファイナンス・情報連携・ウォレット・プロフィールという項目があって、それぞれに20～40問くらいの質問が待っています。この入力には30分ほど時間がかかります。情報連携はYahooIDなどと紐付けられてしまうようなので、これ以外は全て回答しました。
★リベンジ！さあ何点？そして利率は？
それではお待ちかねの結果発表です。
結構な数の質問に答えて出たスコアは『712点』、利率は『11.5％』でした。
正直、あまり変わっていません(涙)。
私の価値はそんなものなのかと悲観するか、スマホのアプリ程度で自分の価値は測れないと見るか、この辺は自分の考え方次第です(笑)。私はポジティブに捉えていきます。
貸し出し金利は0.8％～12％ということだったので私は下の方ですね(涙)。ボリュームゾーンがどこにあるかはわかりませんが、0.8％の金利を実現できるお方はどのような人物なのでしょうか？非常に興味が湧きました。
☆更にスコアアップを目指し、自己実現に繋げる。
このアプリはコレでおしまいでは無く、更なるスコアアップを目指して切磋琢磨することができます。ハビットチェンジという機能を使い、睡眠時間や歩数、話題の書籍の要約を読むなど、将来に向けて前向きな習慣があると判定されるとスコアが上がる仕組みとなっています。確かに良い習慣は良い人生を作ると言いますので、スコアアップに取り組むことが前向きな人生に変わる1つのきっかけになるかもしれませんね。
皆さんもよかったら一度取り組んでみては如何でしょうか？
実際にお金を借りる場合は返済の事まで良く考えてからにしてくださいね。
